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    素敵な音楽とDisney-artの世界に浸りながらの一杯・・・  今日も大人を楽しむ時間

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    Posted by K.Mickey on

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    ウォルトの見た景色 (CINDERELLA CASTLE by Herb Ryman)

    Posted by K.Mickey on   2 comments   0 trackback

    地球上でいちばん幸せな場所 (The Happiest Place on Earth)

    ~ ディズ二ーランドに関する逸話(細田高広氏による「未来は言葉で作られる」より引用)~

    *****************************************

    「なんで遊園地なんてつくるの?遊園地なんて、散らかっていて汚いじゃない」

    ウォルト・ディズニーが遊園地をつくる構想を話すと、妻のリリーはこんな反応を示しました。
    すると、ウォルトは喜んで言ったそうです。

    「そこがポイントなんだ。僕のはそうならないんだ」

    ディズニーはよく家族を連れて世界各国の遊園地に行きましたが、どこも汚くて満足のいく場所とは思えませんでした。ベンチでピーナッツを食べながら「ちょっとはましな、大人も楽しめるところがないだろうか」と考えていたといいます。

    アニメーション映画で大成功したディズニーは、やがて遊園地の構想を抱き始めます。
    ディズニーはそれを「地上でいちばん幸せな場所」(The Happiest Place on Earth)と表現しました。

    1953年、南カリフォルニアに世界で初めてのディズニーランドがオープンする二年前のこと。
    イラストレーターのハーブ・ライマンは、突然ディズニーに呼び出されます。

    そこでライマンは、初めてパークの構想を聞きました。
    「さっそく図面を見せてください」とライマンが言うと、ディズニーは「君が描くんだよ」と彼を椅子に座らせ、目の前に画用紙を広げました。

    それから丸2日、ディズニーの口から出てくる言葉をライマンは視覚化していきます。
    土手の緑地による輪郭や、ドイツの古城をモチーフにした城、ディズニーの故郷を再現したストリート、蒸気機関車。ライマンが描き起こしたディズニーランドの完成予想図は、ディズニーの兄のロイによってABCテレビに持ち込まれ、出資の契約にこぎ着ける重要なツールとなりました。

    このように、ディズニーランドはウォルト・ディズニーの想像の世界が言葉となり、言葉が絵となり、そして現実へと変わった姿なのです。

    ディズニーが言う「地上でいちばん幸せな場所」とは、もちろんファンタジーの中の世界のことでした。

    現実のすべてを忘れて、夢中になれる場所。
    大人は子どもになり、子どもは大人になれる。

    そんな世界を実現するために、ディズニーは映画づくりの知恵と先端技術をパークに持ち込みました。
    想像力と技術力を融合させた力を、彼は「イマジニアリング」と呼んでいます。

    まず、重要となるのは敷地です。
    ディズニーは「パークにいるあいだ中、お客様には現実の世界と思ってほしくない。
    まったく別の世界にいると思ってほしいんだ」と繰り返し語っています。
    パークを現実から切り離すために、パークの周囲には土盛りをほどこし、外と中を遮断しました。
    従業員のスペースやショーのキャストを運ぶ道やトンネルも巧妙に森や茂みに隠れるようにつくられています。

    ディズニーランドがオープンするときに、他の遊園地の関係者たちは入り口がひとつなのは大失敗である、と指摘しました。
    あれだけの広さを持ちながら複数の入り口を持たなければ、混乱と効率の悪化を招きかねません。
    しかし、ディズニーはひとつの入り口にこだわりました。
    その理由は「映画を途中から見たら、ストーリーがわからない」から。

    ディズニーランドを、場所ではなく、物語と捉えていたことがわかります。
    ディズニーは、サービスについても理想を持ち、それを周囲に語って徹底させました。

    「すべてのお客様がVIP」や、「ショーは毎日が初演」といった言葉は今でも大切に受け継がれています。

    その他にも現実を感じさせないために、迷子のアナウンスはしないこと、「夢の国にゴミは落ちていない」と徹底的に清潔に保っていることなど、挙げればきりがないほどのさまざまな工夫が、地上でいちばん幸せな、夢と魔法の国をかたちづくっているのです。

    ウォルト・ディズニーに関しては、こんな逸話が残っています。

    フロリダのディズニーワールドがオープンした日のこと。
    新聞記者がウォルトの兄のロイに言いました。

    「ウォルトがまだ生きていたら、この開園の景色が見られたのに」。

    それに対してロイはこう答えたのです。

    「いいえ。ウォルトは誰よりも先にこの風景を見たのですよ」

    ****************************************


    この内容、前回の記事(ウォルト・ディズニーの歴史)にも深く関連しています。

    どれもこれも素敵な逸話ばかり。


    言葉は重要・・・、伝えることこそが魔法・・・、僕はここで何度も使っている表現です。

    やはり「未来は言葉で作られるもの」なのですよ・・・
    色々な意味で僕はそう思っています。

    CINDERELLA CASTLE (Harb Ryman) 1

    そこで今回は、前回の記事も含め、これら逸話(歴史)に関わりのあるグッズを紹介します。

    CINDERELLA CASTLE (Harb Ryman) 2

    ハーブ・ライマン作 「シンデレラ城」 のセリグラフ
    限定数200(シリアルNo.入)

    絵には、ライマンのサインと、

    CINDERELLA CASTLE (Harb Ryman) 4

    そして、ディズニー・イマジニアリング社の刻印があり、証明書が付属しています。

    CINDERELLA CASTLE (Harb Ryman) 5

    CINDERELLA CASTLE (Harb Ryman) 9

    僕が所有する絵画(セリグラフ)では最大のもので、額込みで縦寸がざっと120cmあり、

    荷重も相当です。(故に、壁が泣いています。

    CINDERELLA CASTLE (Harb Ryman) 3

    ところでこの絵、おそらく『 世界で最も有名な、シンデレラ城の絵 』なのです。

    僕はこの絵を東京ディズニーランドのディズニーギャラリーで購入しましたが、
    このシンデレラ城は、WDW(マジックキングダム・パーク)を描いたもの。

    CINDERELLA CASTLE (Harb Ryman) 7

    そしてハーブ・ライマン(Herbert Dickens Ryman :June 28, 1910 – February 10, 1989 )は、逸話に登場した通り、ウォルトと二人で最初にディズニーランドの構想図を描いた人物。
    勿論、有名なイマジニアであり、ディズニー・レジェンドにも選ばれている人です。

    付属する証明書には、「ライマンが描いたコンセプトアートを再現するために、4年の歳月をかけて調査し、デザインし、276tものコンクリートや鉄を使って建設された」とあります。

    つまり、この絵を元にシンデレラ城が作られた・・・ということになります。


    だから、マジックキングダム・パークや東京ディズニーランドのコンセプト・アートとしては、必ず登場する絵(先日、舞浜で開かれた日本初のD23エキスポでも展示されていました)であり、

    TDL brochure(小冊子)

    ご覧のように、東京ディズニーランドでも、開演前の初期よりパークを象徴する絵として、至るところ(冊子や、絵葉書、雑誌、パズルなどのグッズ)に引用されているわけです。

    CINDERELLA CASTLE (Harb Ryman) 11


    ハーブ・ライマン自身、東京ディズニーランドのシンデレラ城通路にあるシンデレラストーリーを描いたモザイク壁画の中の人物として登場(←ちょっとしたトリビアです)するような、ディズニーランド(キャッスル)を語る際には欠かせない人物なのですよね。

    そう、「彼の描いた絵」こそがウォルトのイメージを視覚化し、その後のパークの歴史を作った・・・、

    真の「ディズニーランド」なのです。

    CINDERELLA CASTLE (Harb Ryman) 6

    ウォルト亡き後のディズニー・ワールド完成に際し、記者の質問に咄嗟に答えたロイ・ディズニーの言葉を繰り返します・・・

    「いいえ。ウォルトは誰よりも先にこの風景を見たのですよ」

    なんて魔法溢れる素敵な言葉なのでしょう。


    そして、そのウォルトの見たであろうシンデレラ城の情景がこの絵には描かれている・・・ 

    共にディズニーランド構想に携わったライマンだからこそ、ウォルトの見た夢を表現することができるのだと

    ・・・僕はそう思います。

    CINDERELLA CASTLE (Harb Ryman) 8

    この絵を眺めていると、在りし日にパークの構想を熱く語り合っていた、
    ・・・そんな二人の想いが伝わってくるようですね。




    P.S.  雑学:限定品のグレード

    今回の記事については、遥か以前の記事のコメントで、前フリはしていましたね。

    さて付属している証明書によると、僕の持っているこのGeneral Edition 200枚の他に、
    Publisher's Proof 25枚、さらに、Hors de Commerce 15枚が存在することがわかります。

    CINDERELLA CASTLE (Harb Ryman) 10

    限定品については、以前のWDCCの記事でAPモデルの話をしましたが、簡単に一般的な説明を加えると下記のようです。
    尚、このWDCCやロン・リーの記事でも述べたように、市場価値を言及するものではありません。

    ◆AP:Artist Proof
    アーティスト保存所有分の作品。
    英語でArtist Proofと呼び作品署名欄にAPと表記します(仏語ではepreuve d'artiste:EA)。
    作家自身が作品資料として保存する校正刷りの一部。
    又はお世話になった方や他のアーティスト、美術館等に贈呈する為の作品。
    現在では、通常のエディションナンバー同様に版元、作家が管理し販売する事が一般になっています。
    エディションナンバーの約一割程が摺られるのが通常です。

    ◆HC:Horse Commerce
    非売品。
    仏語でHors Commerceと呼び、HCと署名欄に表記します。
    販売の為、見本用に刷られた物でしたが、現在では限定番号以外で版元が余分に販売出来る作品に付けられます。
    エディションナンバーの一割くらいが刷られます。

    ◆PP:Printer's Proof(Publisher's Proof)
    版画摺り職人の為の作品。
    英語でPrinter's Proofと呼び、版画工房の職人の労をねぎらう為に版画の出来上がり時に署名欄にPPと記載して贈呈します。
    工房の実績を残すためや、摺り代の補助として渡される事もあります。
    APを贈呈する事もあります。

    ◆TP:Trial Proof
    作品の校正刷り。
    英語でTrial Proofと呼びTP (仏語でEpreuve d'Essai:EE)と表記します。
    校正刷りとは色の調子、配色具合、見当、構図を本刷り前に行う事です。
    校正ですから完成作品とは色、構図が若干違って来ます。
    作家と職人が持ち合い意見疎通に使います。




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    Comment

    hikaru says... ""
    こんにちは☆

    素晴らしい絵ですね!
    いつまでも見ていたい気持ちになります(^^)

    この絵を見ていると、
    幼い頃にディズニーに抱いていた夢と希望が蘇ってきます。
    まさに夢の国が描かれているようで、
    本当にいつまでも見ていたい気持ちです♪
    2014.01.18 16:58 | URL | #yd3ovDBc [edit]
    K.Mickey says... "Re: タイトルなし"
    > hikaruさん

    おはようございます☆e-420
    コメントありがとうごいざいます。

    ライマンはウォルトのパークのイメージを具現化(視覚化)
    できる唯一のアニメーターだったのでしょう。
    だからこの絵が、実際にウォルトの頭の中で見た景色
    と考えると、とてもロマンを感じます。

    hikaruさんは、シンデレラe-420に憧れていらっしゃる・・・
    この絵がウォルトの描いた「真のディズニーランド」である
    ならば、幼い頃に抱かれていた夢や憧れなどの想い(心)が
    呼応しているのかもしれませんね。

    イメージ(考え)し、言葉にし、形にする(行動する)。
    そこにパッションのエキスを注ぐこと・・・
    それが魔法e-420のプロセス。
    日常生活含め、すべての基本ですよね。e-80
    2014.01.19 07:32 | URL | #- [edit]

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